| 新連載スタート! 俺流のテクニック&リグで新たなる釣りの世界を発見したい |
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| エピソード5:アジの数釣りとマイナーターゲット |
今回の試験釣行、否、忍耐強化訓練釣行は梅雨を目前にした蒸し暑い6月に実行となる。私自身としてもメバルに至っては気温・水温とも上がり、デイでの結果を出すことに不安を抱える季節でもある。その上、雨も降る可能性も高く、意志の強さまで試されるシーズン。嫌なことがあるとすぐお腹が痛くなる体質(?)も何故か釣りに関係すると発症しないのも不思議なものだ。都合のいい身体というか、体自身がそれを求めているのだろう。根っからのFISH HUNTERか、もしくは…。 |
| ●アジの数釣りが可能なアイスジグ! 仕事が忙しくなかなか釣りに出掛けられない。ぶっつけ本番1日だけでどうにか? もちろん、相手は自然。わかるわけがない。とにかく、なにが獲れても構わない。この際、いったいどこまで効果(どんなターゲットが釣れる)ものなのか、試してみるのも悪くない。もちろん、メジャーターゲットが釣れることに越したことはないのだが、贅沢は言っていられない。 実釣テストは日中に限られているため、夜釣りは対象にならないのだが、アジという食材確保と朝マズメを逃したくないという理由で睡眠を取らず前夜から出かけることにした。 当日は月末の棚卸しを済ませた後に荷物を積み込み、出発時刻は午後22時を回ろうかという具合だった。今回は山口県光市を目指すことにする。 つい先日、過去に藻の群生エリアの目撃と夏にも関わらずメバルとアジが結構楽しめた場所を思い出したためだった。深夜に目を付けたポイント近くの港に立ち寄る。目的は良型アジの捕獲による極細ロングブランクに合わせる極細PEとフロロリーダーの相性確認、そして食料調達(お土産)だ。 当然いつも出張っていると大奥にいい顔をされないのだ。それなりに喜んで頂けるお土産がないと次の出撃も許してもらえない可能性だってあるわけだ。幸いアジは試してみたいターゲットだし、持って帰っても喜ばれる。何にせよ美味いし個人的にはアジの贅沢な「具だくさんのなめろう丼」が食べたい気持ちが先立ったわけだ。 そんなわけでまずはお土産確保を口実にしたプライベートフィッシングに勤しむことにしたのだ。まずはオンシーズンを迎えたアジを狙いに…。 ![]() アジのルアーゲームのおもしろさは、“誰でも簡単に、そして確実に釣れる”ことだろう。ことにアイスジグは、小さいながらもウエイトが備わっているので、ある程度の飛距離が出せて、広範囲にアジを誘うことができる、まさにうってつけのルアー(ジグ)なのである。ワームでは飛ばない、プラグでは大きすぎるというデメリットを補ってくれるのだ。アイスジグは他の追随を許さないほど適したルアーなので、コレを持ってなきゃ、ウソというわけである。 釣り方はいたって簡単。アジがベイトを求めてボイルしている場所へアイスジグをカyストし、水面から50cmまでのレンジをタダ巻きするだけ。速さはその時のアジの活性にもよるが、なんでもいい。要はバイトしてくる早さにアワセるだけ。だから簡単なのだ。 難しいテクニックが必要ないからおもしろくないアングラーも中にはいると思うが、釣りはやっぱり“釣れなきゃ、おもしろくない!”。アジングは釣れる楽しさを教えてくれるぞ! さて、実釣。やっぱりアジングは楽しい。結果から言うと、ロックフィッシュを狙う前の遊び程度で60匹程捕獲できた。釣り方は上記の通り。約3時間ほどの釣果だからたいしたものだ。しかし、これだけ釣ると、さすがに飽きてくる。そこで、ちょうど夜が明けてきたので、ロックフィッシュを求めてメインの場所へ移動となった。 |
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| ●新たなターゲットとの出会い!? さっきまで楽しんでいたアジングポイントから車で西へ移動すること30分、懐かしさを感じさせるそのポイントは今も変わらぬ姿でひっそりと佇んでいた。人目につきそうでいて意外と気付かれない。そんな雰囲気は前となんら変わらない感じで、過去にここで別のアングラーと出会ったことはなく、今回も例外ではなかった。 ラインにアイスジグのカスタムバージョンをセット。この日は朝の気温が低く、ここ最近の日中の服装では釣りなど出来ない程身に応える。服装は防寒対策を考慮してアジングの時と同じ服装と同じままで水辺へ向かった。 さっそく目についたのは小さなナブラ。朝日を乱反射させる波目がざわついていてよく見えない。しかし、フィールドに立つと手早く装備を身につけた。そう、そして言わずと知れた必需品、朝マズメ用に作った偏光グラス(タレックスのイーズグリーン)だ。水面はくっきり、キャストポイントもアイスジグなら余裕の射程圏内だ。 まずはナブラの向こうに着水させ、テンションフォールさせる。ヒットを確信し神経をロッドティップに集中させる。すると、狙い通りに答えが出た! この流れから行くと通常は私にヒットのはずなのだが…。 「来た!」という声は私ではなく同行者が先。 「これを使って欲しい」と先ほどポイントに入る前にアイスジグ改良バージョン、パルスウェーブを手渡しておいたのだが、どうやら早くもそれに来たらしい。ロッドが曲がっているし、よく走っている様子が遠目に伺える。どうやらアジのようだ。しかもワームに来るものより大きいようだ。カメラを用意して抜き上げる所を撮ろうと構える私に口切れの不安がよぎる。案の定、予想が現実へ。一瞬持ち上がったかと思うとあえなくフックアウト…。同行者が言うには、スローリトリーブからテンションフォールさせて食わせたとのことだった。 すると次に私のロッドに生命反応! 強めにアワセを入れると一気に魚が横に走り出す。アジカ!? そう思った私は強引にでも早めに寄せて、口切れさせる前に引き抜く計算を立てた。勝負は早かったが、あえなく口切れ。落してしまった。 その後ナブラは立たず、アジの気配はなくなってしまった。手元でバラしてしまったものの、確かにアジに対しパルスウェーブで口を使わせることができたのはうれしかった。残りの少ない時間でなんとか画像は持って帰りたいところ。私達はテンションフォールが有効であることに重点を置き、ワンキャストでのフォールの回数を増やして攻めてみる。 すると今度は重量のあるアタリが! アワセをいれるとグイグイもがくような引き味。獲物はイソベラだった。これは口切れの心配もないので手際よく画像をおさえてリリース。 気を取り直して再キャスト。すると再び私のロッドになにかがアタって来た。しかし、アタリは大きくないようだ。引きもそれほどでもない。ただ、今までとは少し違ううねるような引き…。 それはまだ小型ながらここ数年急に見かけなくなったアイナメだった。アイナメは昔よく投げ釣りで釣れたが最近数が激減しているようで、今回の遭遇はパルスウェーブの効果とアイナメとの再会に今までと少し違う感情がこみ上げる釣行となった。 また、後日、日を改めて蒲刈方面の地磯へ30分だけ時間を割いてパルスウェーブを試してみると、日中にメバルを出す事に成功。先に述べたようにこちらもテンションフォールがバイトへの鍵となった。 ![]() |
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| ●カスタムバージョンの結果 アイスジグを改良した、自称パルスウェーブを数回に渡って試してみたが、基本的になんでも釣れるようだ。もちろん、アジングのようにオリジナルのアイスジグだけで釣果は確実というのもあるが、ワーム、プラグとローテーションしてみて策が尽きたときに試してみてもおもしろいということがわかった。すでに完成されたルアーなので、特段改良することもないのだが、より釣れるルアーをいう趣向で試行錯誤してみたわけである。 もちろん今後も、おもしろいバージョンが見つかれば試してみたいと思うが、これからは夏魚のオンシーズン。オリジナル・アイスジグのテクニックに磨きを掛けるべく、その基本的な釣り方を紹介していきたいと思う。 ![]() |
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