ビワマス釣り、届け出制導入へ


滋賀県、琵琶湖固有種への影響懸念

  琵琶湖の固有種ビワマスを狙う釣りが近年広まりつつある。船からルアーを引く「トローリング」で、60センチを超える大物が釣れ、食べておいしいのが魅力という。一方、これまで釣りの対象となっていなかったことから生息数への影響が懸念されるとして、滋賀県は届け出制に乗り出す。

 ゆっくりと走る船から数本の竿(さお)でルアーを流し、ビワマスが食いつくのを待つ。産卵期の10、11月以外、レジャー目的なら琵琶湖で自由に釣ることができる。水産課によると、数年前に関東の釣り人が始め、今では30−50人ほどの愛好者がいるとみられる。

 一方、漁業者の網にルアーを引っ掛けるなどトラブルも報告されるようになった。どれほどの数が釣られているのか不明で、生息数への影響も分かっていない。

 県は、将来的に規制をかける場合に備え、現状把握が欠かせないと判断。釣り人に届け出を義務付け、釣る場所や釣果を報告してもらうことにした。

 滋賀県西浅井町でビワマス釣りのボートを貸している業者は「届け出制に反対という声はなく、導入されれば釣り人も従うだろう」と話している。

2007/04/16 京都新聞  http://www.kyoto-np.co.jp/


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